アメリカで南北戦争がはじまりだした頃、当時まだ幼いソノラ・スマート・ドットという女性の父親、ウィリアムは彼女を含め６人の子供がいました。
世の中が混乱する中、ウィリアムは軍隊に召集され、母親が子供たちを育てていましたが、過労が原因で亡くなってしまいました。
それ以来、ウィリアムは男手1つで子供たちを無事それぞれが成人するまで立派に育てあげた後、亡くなりました。
1909年、娘のソノラ・スマート・ドットが父親の誕生日である6月に教会の牧師にお願いして、男手1つで育ててくれた父親を称えて礼拝をしてもらったことが父の日の由来となりました。
その翌年の1910年、最初の父の日の式典がワシントン州スポケーンで開催され、牧師協会の方たちに彼女は「母の日」にならって「父親に感謝する日を」と嘆願し、 1916年にスポケーンで当時の大統領ウッドロー・ウィルソンはアメリカ国民に向けて父の日の演説を行いアメリカ全土に父の日が認知され、 1966年には6月の第3日曜日を父の日に定め、1972年に正式にアメリカ合衆国の記念日として制定されました。
日本もアメリカに倣って父の日を普及させようと1981年に設立されたのが「日本ファザーズ・デイ委員会」です。
これを機に父の日が多くの人々に認知されるようになり世間に浸透しました。
現在ではこうした活動がたくさんの国々で共感を生み、必ずしも同じ日とは限りませんが、中国やヨーロッパなど世界中で父の日が広まっています。
どんな国でもお父さんて愛される存在なんですね！
1年で祝ってくれる日が1日でもあればやっぱりお父さんだって嬉しいもんですよ！
是非、この機会に普段なかなか言えない感謝の気持ちを伝えませんか。

母の日のお花といえば「カーネーション」ですが、父の日は「黄色いバラ」の入った「花束」や「アレンジメント」がとても喜ばれます。
また、父の日に贈る人気のお花としては、この時期が旬のお花「バラ」や「ひまわり」を入れたフラワーギフトもとても人気がありますよ。
全体的に初夏らしいさわやかな雰囲気のラッピングやデザインが好まれる傾向がございます。
人気の色合いでは、黄色やオレンジ、ブルー系などの色合いを贈る方が多いですよ。
また、男性ということもあり、水やりなどのあまり手間をかけない「プリザーブドフラワー」や室内のインテリアとしても楽しめる「観葉植物」、高級感のある上品な「胡蝶蘭」も人気があります。
悩んでいても大丈夫！あなたが心を込めて選んだお花なら、お父さんはきっと喜ぶこと間違いなしです！